物流・搬送システムの構築をサポートする名取システム開発
名取システム開発株式会社ロゴ
お問合せ 029-896-3283
営業時間: 8:15~17:15
定休日: 土・日
製品・サービス

運転管理PC

概   要

 工場や物流倉庫などで自動倉庫、無人搬送車やコンベアなどのマテハン機器を導入して生産や物流の自動化システムを構築するとき、 コンピュータシステムではワークや扱い荷物の情報管理と同時にマテハン機器の運行制御を行います。
弊社ではマテハン機器の運転管理PCを提供します。
運転管理PCは生産管理システムや物流管理システムの情報系システムとマテハン機器の間のゲートウェイとなり、情報系システムでは設備の 論理的なロケーション・ステーションへのFrom-To(運行指令)を投げるだけで後は運転管理PCがマテハン機器との子細な通信、運行制御を 行います。
情報系システム側ではマテハン機器との個別処理プログラムを作成せずに自動化システムを構築することができます。



特長

(1)マテハン機器との情報伝達では、
・設備のシーケンサリンクで収容されているステーション端末などへのデータ交換I/F
・インターロック制御
・シーケンサのI/Oデバイスのメモリー操作
・ハンドシェイク
・個別仕様の通信手順
・マテハン機器のエラー対応処理
などの要件のあるプログラムを開発しなければなりませんが、運転管理PCが実装しますので情報系システム側で開発する必要がありません。
(2)通信媒体もLAN、RS-232C、RS-422など問わずに対応しますので、ソフトウェア以外の環境の配慮(ノイズ、通信可能距離)など 必要ありません。。
(3)物流機器がシフトJISを使用していても、情報系システムのUNICODEへのコード変換も行います。
(4)情報系システムではワークや荷物の移動はFrom-To指令を投げ、運転管理PCからの完了通知を受けるだけですので例えば、マテハン機器の 運行制御の経験がなくてもマテハン機器を自動化するシステムを構築できます。



運転管理PC仕様

項  目 仕  様
PC本体 デスクトップパソコン(OS:Windows7)
管理用データベース(Access)
シリアル通信ボード(増設) 開発言語(C、VC++)
マテハン機器運行管理台数(例) 自動倉庫 6基、
コンベア(移載ステーション 12、 入出庫ステーション 6)、
無人搬送車 2台(ステーション 11)
上位との通信 LANソケット通信、 DBアクセス(ODBC)
上位との通信データ 上位→運転管理PC:  From-To
運転管理PC→上位:  完了通知
マテハン機器との通信 RS-232C等のCOMポートによるシリアル通信、
LANソケット通信、
通信手順は各マテハン機器仕様に対応



ご導入にあたって

 運転管理PCはマテハン機器の種類・数量、自動化の計画仕様をお伺いしてご提案いたします。まずお問合せください。